「この家は大事に住んでくれる人に買って頂きたい」あるオーナーの依頼で上司と共に中古物件の売買を担当する事になったみき。夫と二人でいつかはこんな家に住めればという思いながら、みきはオーナーの期待に応えるべく誠心誠意接客をしようと心に決めるのだが…。そんなある日、みきは契約であるミスを犯してしまう。大金が動く不動産売買で起った問題の火種はやがてみきの想像以上に大きなトラブルに発展してしまい…。